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シロアリが飛び立つ時期になりました。

 

 

最近、シロアリ駆除業者のCMが多いなと感じませんか?

それもそのはず、日本に生息している主なシロアリ2種類(ヤマトシロアリ・イエシロアリ)の

羽アリは、4月~7月にかけて巣から飛び立つので、家がシロアリの被害に合っているかどうか

一番発見しやすい時期なのです!

 

シロアリの羽アリ

そもそも、シロアリの羽アリとは何なのかご説明しますと、

シロアリは、一匹の女王アリから様々な役割・特徴を持って大量に生まれてきます。

それが団体となってコロニーという社会組織を形成します。

その中で、生殖機能を持ったシロアリ(雄雌共に)には羽が生えてきます。

なぜかというと、今の巣が手狭になると、巣立ちをして別々のコロニーから生まれた相手を探し

新しい場所で繁殖する必要があるためです。

そのシロアリの羽アリは4月~7月の特に雨上り、湿度が高い、無風、もしくわ弱い風の日に一斉に飛び立ちます。

そして、着地してしばらくすると羽が落ち、繁殖相手を探します。

ただ、シロアリの羽アリは、飛行能力が高くありません。

例えば天井から床に落ちて羽を落とす、

壁から飛び出して、床に着地し羽を落とす、ということがよくあるので

シロアリの羽アリが大量に沸いて出てきたり、羽が散乱していた場合

ほぼ100%、シロアリの被害に合っていると考えられます。

 

『シロアリの羽アリを1匹見つけた、数枚だけ羽が落ちていた』 と言う場合は

外から飛んできた可能性が高いので、それほど心配する必要はありません。

相手が見つからなかった場合、死んでしまいます。

ただ、たまたま別のコロニーから生まれた雄雌が飛来してきて、繁殖してしまう可能性もゼロではありません。

 

シロアリを見つけたら

掃除機で吸い込みましょう。

そして、シロアリ駆除業者に連絡を!

やってはいけないことは、殺虫剤を吹きかけること。

一部のシロアリは駆除できますが、その他大量のシロアリは壁の中を移動して

被害を広めてしまいます。

 

自分でできるシロアリの予防

シロアリの被害に合わないよう心がげることが重要です。

・切り株を放置しない
 シロアリが寄ってきてしまいます。

・ダンボールや木材を外に置かない
 ダンボールもシロアリのエサです。

・床下の通気口を塞がない
 床下に湿気が溜まり、シロアリが好む環境になります。

・外壁の近くに物を置かない
 日陰かつ風の通りが悪くなり、シロアリの好む環境に。

一番効果的なのは、やはり5年おき程度で業者さんに防蟻処理をしてもらうことです。

シロアリの被害を放置していると、家が崩壊する恐れがあり大変危険です。

羽アリが大量に沸いてきた、羽が大量に落ちていた、床がきしむ、柱や木枠がボロボロになっている

などの現象が発生したら、一度シロアリ業者さんに診てもらうことをおすすめいたします。

 

ザイソウハウスでは、シロアリ被害に遭いにくくするため
人体(哺乳類)には無害とされるホウ酸処理を施すのはもちろん
建物の土台となる部分は、シロアリが一番嫌う樹種である”ひのき”を使用しています。

 

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