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パーゴラ梁の修理について

 

こんにちは、メンテナンス&リフォーム担当の大野です。
今回は、外部パーゴラ腐食に伴う梁交換についてお話します。

1995年竣工のお宅ですが、パーゴラ梁が下がってきたと相談を受けました。
現地確認すると、下記写真の様に、壁際が下がっている状態です。
このまま放置すると、いずれは落ちて危険な為、交換する事になりました。

パーゴラ
パーゴラ梁が壁際で下がってしまっています。

パーゴラ
パーゴラ梁のサイディングをめくり、梁がモルタル壁に接地している状態を確認。
写真の梁はまだ腐食が少ない方でした。

パーゴラ
梁と壁の接合部から腐食は進行しやすい為、金物工法に変更。
これにより、梁が壁から少し離れて水切れが良くなり、腐食しにくくなります。

パーゴラ
今回は梁をサイディングで囲わず、あえて露出し、湿気がこもらない様にしました。
但し、上部には雨よけのガルバリウム鋼板笠木を取付けます。

パーゴラ
パーゴラ以外に、袖壁内部の柱や土台にも腐食が進行していました。
この部分はどちらかと言うと、白蟻被害の方が大きい状態です。

パーゴラ
柱を入替え、土台も基礎に密着しない様、基礎パッキンを入れ復旧。

パーゴラ
木製フェンスも木調アルミフェンスに取替えし、完成となりました。

選定する部材や工法により、お手入れ頻度を少なくする事は可能です。
反面、見た目が素っ気なくなってしまう事もあります。
何を重要視するか、しっかりと話し合い、満足いただける物を造っていきたいです。

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