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バルコニーとウッドデッキ改修

 

こんにちは、メンテナンス&リフォーム担当の大野です。
今回は、バルコニーとウッドデッキ改修事例をご紹介します。

15年程前に竣工した家ですが、バルコニーとウッドデッキが腐食し、
そろそろリニューアルしたいと、ご相談頂きました。
国産材の中では比較的腐食に強い桧材を使用し、定期的に塗装もして頂いてましたが
部分補修では追い付かなくなってきた状況です。
(バルコニーは床板のみ交換でも大丈夫でしたが、
この機会に思い切って新しくしたい!とのご要望)
ウッドデッキ修繕1

ウッドデッキ修繕2

最初に既設バルコニーとウッドデッキを解体します。
切断した材料の断面を見ると、結構綺麗な材も多いですが
床材とその受材は、水を受ける形になりやすい為
特に腐食が進行してしまいます。
ウッドデッキ修繕3

ウッドデッキ修繕4

次にバルコニーとデッキを新たに設置します。
今回は木製ではなく、メンテナンス性重視で下記材を選定しました。

デッキはLIXILの『樹ら楽ステージ』
床板は樹脂と木紛を混ぜ合わせた樹脂木と呼ばれる素材で
腐食する事無く、且つ木の風合いが人気の商品です。
受材はアルミ製で、こちらも腐食には強い素材となっています。
ウッドデッキ修繕5

ウッドデッキ修繕6

バルコニーは同じくLIXIL製『ビューステージ』というシリーズ。
こちらもアルミ素材で腐食に強く、また横格子を採用する事により
すっきりとシャープな仕上がりになりました。隠れたポイントとしては
外部からの視線を避けながら、通風も出来る断面形状となっている事でしょうか。
(横格子の隙間から窓のラインが見えないのが分かりますか?)
ウッドデッキ修繕7

ウッドデッキ修繕9

通常は以上で完成ですが、今回はもう一つご要望が。
「外出しても洗濯物が濡れない様にしたい!」
そこで・・・
ウッドデッキ修繕8

 

ウッドデッキ修繕10

ウッドデッキ修繕11
サンルームを造りました。

掃出窓や通風用の縦すべり窓、換気扇、物干し金物等を設け、
壁はプライバシー確保と明るさ確保の為に、半透明のポリカーボネート材を使用。
最終的には、こんな感じに仕上がりました。
ウッドデッキ修繕12

お客様によってご要望は様々ですが、少しでも理想に近づく事が出来る様、
「聞く耳」と「提案力」を、もっともっと磨いていきたいと思います。

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