こんにちは。設計営業の近藤です。
今回は「照明の色と体への影響」についてお話しします。
照明器具のほとんどがLEDとなり、照明の色を選べられる時代となりましたが、
代表的な色は「電球色」・「温白色」・「昼白色」の3色です。
簡単に言うと、
「電球色」はオレンジっぽい色合い。
「温白色」は黄色っぽい色合い。
「昼白色」は青白っぽい色合い。
となります。
ここで注目いただきたいのは「昼白色」です。
昼白色は写真②を見ていただいた通り、日中の太陽光に近い光となります。
日中の太陽光に近い光を夜間に浴びると体にどんな影響があるか、、、
結論を言うと、睡眠の質が低下します。
これは昼白色のように青白い光は、交感神経を刺激するからと言われています。
交感神経は人の活動や緊張を高める神経系であり、人は太陽光を浴びると交感神経が刺激され
活動的になる生き物なのです。
なので、夜間に青白い光を浴びると、体が日中の時間だと勘違いして活動的になってしまい
体内時計が乱れることで睡眠の質が低下してしまうのです。
詳しく知りたい方は、文部科学省のHPに学術記事がありましたのでURLを貼り付けておきます。
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/toushin/attach/1333541.htm
昼白色を選ぶ際は、勉強する時は「昼白色」、寝室は「温白色」・「電球色」にするなど
用途に合った適材適所で使用することをお勧めいたします。
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