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ダイニングキッチンのリニューアル

こんにちは、メンテナンス＆リフォーム担当の大野です。
今回はキッチン廻りのリフォーム事例を紹介します。

お客様の主なご要望は以下の3つ
1.　システムキッチンがだいぶ傷んできて、使い勝手も悪い為、新調したい。
2.　寒いので、もう少し暖かくすごしやすい空間にしたい。
3.　床や壁も古くなったので、新しくしたい。

ご要望に応えるべく、早速工事開始！

まずはキッチンを取外し、床・壁を解体。
床の大引・根太という角材の状態は良好の為、部分補強しながら再利用します。
ちなみにこちらのお宅は、鉄筋コンクリート造3階建住宅です。

次に外壁面と床にポリスチレンフォームという断熱材を隙間無く充填し、断熱化を図ります。
壁内結露を防止する為に、断熱材は部屋内側にぴったりと寄せる事がポイントです。

床は電気式床暖房を採用し、床暖房対応の無垢ナラフローリングを使用。
電気式床暖房は薄い電気マットをフローリングの下に敷くだけで
下地の高さ変更が不要の為、リフォームには好都合。
また床下でスライド可能な床下収納庫も設置。

壁は合板補強後、桧羽目板を横貼りし、最後に植物性油のオスモクリアーを塗装。
桧のやさしい木目を残しつつ、しっとりした質感に仕上がります。
また間接照明が創り出す羽目板の僅かな陰影が、立体感を生み出します。

次にキッチン。ソフトダウンウォールユニットで、高さ50ｃｍに唯一対応しているパナソニックを選定。
正面壁面は、以前タイル貼りでしたが、全面キッチンパネルに貼り替え、お掃除がしやすくなっています。
また左側のスペースには、置き家具上で電子レンジ、トースター、炊飯器、コーヒーメーカｰを
まとめて使用する為、ゆとりをもって専用コンセントを２系統増設。

窓には内窓を取付。今回、特に窓が大きい為、温熱効果は大きいはず。

その他、オーダー家具のTV台（タモ材）や、猫の遊び場にもなる棚板等も設置。

一部屋の中に、リビング・キッチン・台所が凝縮されている為、なかなかまとめるのは難しいですが、
温熱環境の改善やｷｯﾁﾝの刷新、また何よりも自然素材に囲まれて過ごす事が
とても気に入ってると、嬉しそうに仰っていました。