家づくりの第一歩は、土地探しです。
でも、土地探しって結構難しいですよね。
基本的に、金額も場所も地形も理想通りの土地はほとんどありません。
どこかに目をつむる必要があると思っておいてください。
また、不動産会社は、ポータルサイトで紹介される前の土地情報も持っているので
ポータルサイトに載っている土地よりもいい土地が見つかる可能性がありますよ!
不動産会社に、土地探しをしていると伝えておけば、求める条件に合いそうな土地が入ったら
優先的に紹介してくれるメリットもあります。
さて、本題に入りますが
理想の家が建てられそうな土地が見つかったとしても、チェックしておいた方が良い5つの注意点を紹介します。
これを見逃すと、あとあと後悔することになるかもしれません!
1、地盤が軟弱
地盤がやわらかいと地盤改良をしなくてはいけません。
その地盤改良の費用で数十万円~数百万円かかってしまうことになります。
地盤が固いか、やわらかいかは、地盤調査を行うとわかりますが、地盤調査は土地を購入してからしか行えません。
そこで、地盤調査をしなくても、ある程度地盤が固いかやわらかいかを判断する方法をい伝えします。
● その土地が昔はどんな土地だったかを調べる
川や海、田んぼや畑だった場合は軟弱の可能性が高いです。
最低でも、その土地で土砂崩れや地すべりが起こったことがあるかどうかは調べてお行きましょう。
● ハザードマップで液状化のリスク調べる
● 土地の調査結果が公表されている地域もあるので、そうした資料がないか探してみる
● 周辺に暮らしている人に、以前の土地の状態や現在暮らしている家で不具合がないかなどを聞く
ただし、土地の強度は100m離れるともう変わっていることがあります。
そのため多くの場合、地盤調査をしてみなければわからないでの、参考程度に考えておいてください。
2、土地が周囲より低い
大雨の際、浸水する可能性があります。
また、湿気が溜まりやすかったり、道路から家の中が丸見えになってしまう可能性もあります。
3、境界線があいまい
隣地との間には境界線が設定されています。
すでに購入検討中の土地の隣家の塀が建っているとそこが境界線なのだと思てしまいますよね。
しかし、調べてみると、購入検討中の土地に隣家がはみ出している、なんてこともあります。
しかし、「あなたの家がこちらにはみ出しているから直してくれ」なんて言いにくいですよね。
言ったとしても、この先お隣さんとずっと関係が悪くなるもの暮らしにくい・・・。
逆に、境界線があいまいなまま家を建てて、後から境界線をはみ出していると隣地に苦情を言われる可能性もあります。
そうならないために、「境界確定測量」と言って、隣接地との境界を決める作業を土地家屋調査士にお願いしましょう。
境界確定測量は、土地を売る側が行うことが多いですが、行わずに売るところもあるので注意してください。
4、道路に接していない
建物の敷地は建築基準法上の道路(幅員4メートル以上の道路)に2メートル以上接していなければならない
というルールがあります。
ただ、この条件を満たしていない土地でも、売る側は売ることができるので注意をしてください。
もし、知らずにこのような土地を買ってしまっても家は建てられません。
4、抵当権付きの土地
抵当権とは、ローンを組んだり借金をした債務者が、返済できなかった場合に備えて土地や建物などの
高価なものを担保にすることを言います。
抵当権付き(借金の担保になっている)土地でも売買することが可能なので
もし、抵当権付きの土地を買って、債務者が返済できない状況になった場合
買った土地が競売にかけられて土地の所有権を失うリスクがあります。
債務者が返済できそうな金額ならまだ良いですが、何千万、何億円と返済しなければならない場合
本当に返済できるのか疑わしいので、購入は控えた方が良いです。
家づくりでは、土地探しが一番難しく悩ましいことだと思います。
良い土地は待っていても出てきません、出てきてもすぐに売れてしまいます、
なので、自分から積極的に探しに行くことが大切です。
5つのポイントの他にも、その土地で家を建てる場合のルールも細かく指定されています。
敷地面積が大きくても、建ぺい率や容積率が小さいと、理想の広さの家が建てられなかったり
3階建てが建てられない場合もあります。
良いなと思う土地が見つかったら一度、ハウスメーカーや工務店に
この土地で、理想の家が建てられそうか、外構工事がどれぐらい必要になりそうか
相談してみるといいですよ!
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