こんにちは、メンテナンス&リフォーム担当の大野です。
今回は、内窓取付けの事例を、ご紹介します。
キッチンリフォームの打合せ中、「台所がちょっと寒くてね・・・」と。
約30年前の建物で、床や壁に断熱材を充填する事が望ましいのですが
キッチンやお風呂のリフォームも控えている為
「今回は窓開口部のみ対策しましょう」という事になりました。
キッチン出窓(内窓取付前)
既設出窓は、中央部が開閉できないFIX硝子、両側が複数枚の横型のガラスルーバーをハンドルで操作
回転させて開閉するジャロジー硝子となっており
また、共に単層硝子の為、気密・断熱的には少々厳しい条件です。
冬場は多量の結露が発生している模様。
キッチン出窓(内窓取付後)
少し見づらいですが、取付けした内窓は、LIXILのインプラスという商品。
樹脂製サッシで、複層硝子を使用している為、断熱効果は比較的高いです。
もう1カ所の腰窓にも内窓を取付
先日効果の程を、お客様に聞いてみたところ
「今冬はとても寒かったが、例年に比べて室内は明らかに暖かかったし
結露も少なくなったから、本当に良かった」と上々のご様子で、こちらも一安心。
費用を掛ければ、更に高断熱にする事も出来ますが
そのお客様にとって、必要な仕様はどの位なのか
費用対効果も考えて提案しなければと、改めて思いました。
おまけ・・・
リビング~ダイニング間は、仕切りがない為、間仕切3枚引戸を新設。
開閉により、「開放感」と「温熱効果UP」をその時々で選択出来る様になりました。
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