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クリーニング業者さんに聞いたエアコンの豆知識

 

25℃と超える夏日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

この時期は、暑さに体が慣れていないため、体調不良を起こしやすいそうです。

熱中症など、気を付けてお過ごしください。

 

先日、久しぶりにエアコンを稼働させたら、ものすごくカビ臭い風が流れてきました。

買ってまだ2年目だし、まだ綺麗だろうと思っていたのに・・・。

あまりにもカビ臭く、カビが舞っている部屋で犬をお留守番させるのは

体に悪すぎると思い、業者さんにエアコンクリーニングを頼みました。

CMでよく見る、カビを含んだ黒い水が出てくるアレです。

やはり、そこまで汚くはなかったのですが、水は灰色で、しっかりカビはいました。

業者さんから色々とお話を伺い、これはためになる!と思ったことをお伝えします。

 

・お掃除機能付きのエアコンはクリーニング代が2倍!

最近、お掃除機能や、お掃除ロボットなどが付いたエアコンが売られています。

しかし、この「お掃除」というのは、フィルターの掃除をするだけで

カビを取ってくれるものではありません。

なので、お掃除機能の付いていないエアコンと同じく、ファン・ドレンパン(水滴の受皿)・フィンにはカビは増殖します。

フィルターは、取外しができるので自分たちで掃除できますが

ファンなどの内部の部品は取外しができないので、カビ取りはどうしても業者さんにお願いするしかありません。

しかし、お掃除機能付きだと、高圧洗浄でファンを綺麗にするのにエアコンを分解しないといけないそうです。

そのため、時間がかかるのでお掃除機能の付いていないエアコンに比べ、料金が2倍ぐらい高くなってしまうのだそうです。

 

・内部クリーンってなに?

内部クリーンはお掃除機能とは違います。

エアコンで冷房運転をすると、熱交換器に結露が起き、どうしても内部に水分が発生してしまいます。

水分が付いたままになっていると、カビが増殖します。

そこで役に立つのが内部クリーン・内部乾燥機能です。

内部クリーン・内部乾燥機能は、エアコンの電源を切ったあと、

送風や暖房運転を行って、内部の水分を蒸発させることにより

カビの発生を防いでくれるのです。

ただ、せっかく冷えた部屋で内部クリーンを行うと、暖房運転により部屋がまた暑くなってしまうので

お出かけ前にするのがおススメです。

また、内部クリーンをしてるからと言って、カビが絶対に発生しないということではありませんのでご注意ください。

 

・春と秋が一番安い!

業者さんに頼むエアコンクリーニングは、春か秋が一番お値段が安いです。

私のように暑くなってきてからエアコンをつけ、初めてカビの増殖に気づく

という方が多いのではないでしょうか。

そうなると、5月後半あたりから夏にかけて繁忙期に突入し、予約も取りにくい上に

料金もお高めになります。

そして一番のおススメは、春にクリーニングをすることです。

カビは、冷房運転時に発生する水が原因で発生しますので、冷房を使う前に一度綺麗にしておくと

すでに発生しているカビの増殖を防ぐことができます。

※新たなカビは発生します

 

・自分でカビ取り掃除をするともっとひどくなることも・・・

現在、エアコンのカビ取りスプレーや、洗浄スプレーなど自分で掃除ができるアイテムも数多く販売されています。

しかし、場合によってはカビの増殖の手助けになってしまうこともあるそうです。

というのも、スプレーを吹きかけるということは、洗浄剤が混ざった水を吹きかけていると言うことです。

つまり、内部を濡らしているのです。

しっかり内部のカビが取れて、カビを含んだ泡や水が流れればよいのですが

たいていの場合内部のカビは残るし、さらに内部は濡れてるし、カビを含んだ泡や水はドレンパンに溜まります。

ドレンパンに溜まったカビは、ファンやフィンへと繁殖していきます。

業者さんのように高圧洗浄で洗えば、内部のカビもしっかり取れるし、

ドレンパンにカビを含んだ水が溜まることもありません。

※ドレンパンに付いたカビは分解して掃除しないと綺麗になりません。

 しかし、分解してドレンパンを掃除してくれる業者さんは少ないです。

 分解してくれるのか、事前に聞いておくことをおススメします。

 ただし、エアコンの設置場所や、お掃除機能付きの場合、ドレンパンが取り外せない場合があります。

 それでもドレンパンを掃除したい場合は、料金は高くなりますが、完全に分解する方法になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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