お盆が過ぎ、徐々に涼しくなってくるはずが
なかなか涼しくならず、蚊が活発に活動する20℃~30℃の気温もまだまだ続きそうです。
蚊は、刺されると痒みを引き起こすだけではなく、感染症を引き起こすこともあります。
蚊に刺されないように虫よけや、殺虫剤などの化学製品を使用するのが一番効果的かもしれませんが、まずは蚊を発生させない環境をつくることが一番大切です。
蚊の生態を知って、対策をしましょう!
蚊の種類
日本でなじみのある蚊は主に「アカイエカ」「ヒトスジシマカ(ヤブ蚊)」「チカイエカ」ですが、
それぞれ活発に活動する時間や気温が違います。
・アカイエカ
気温:約20℃~30℃
時間:夕方~明け方
特徴:家屋に浸入する性質がある
・ヒトスジシマカ
気温:約25℃~30℃
時間:明け方~昼前
夕方(15時~19時ごろ)
特徴:草に隠れて待ち伏せ
・チカイエカ
気温:関係なし
時間:夜間
特徴:1年中活動
ビルや地下鉄などに生息
蚊を寄せ付けない庭造り
人や動物の血を吸う蚊はメスの蚊だけで、産卵に備えて高タンパクな栄養源が必要になるため吸血を行うのです。
そして、蚊は水の流れのない小さな水たまりを好んで卵を産みます。
水たまりを無くせば、産卵にやってくる蚊はいなくなり、新たな蚊の発生を防ぐことができます。
以下の箇所を確認してみてください。
●植木鉢の受け皿
●ブルーシートや古タイヤに溜まった雨水
●屋外に放置された便・缶・ペットボトル
●じょうろなどの雨ざらしの用具
●詰まった排水溝
また、芝生や雑草を伸ばしっぱなしにしているお庭は、蚊の恰好の棲家となります。
雑草を抜いて、芝生を短く刈り込むようにしましょう。
以上、蚊が好まない空間の作り方でした。
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