近頃よく耳にする「ファミリークローゼット」って?
取り入れたいとお考えの方もみえるのではないでしょうか。
ファミリークローゼットとは、家族全員の衣類を一か所にまとめて収納できるスペースのことを言います。
畳んだ衣類を各部屋のクローゼットに仕舞うという動作がなくなるので
家事が楽になるということから、人気がでています。
【大きさ】
今の季節に着る服だけを収納する場合は4~5人家族で3.5畳程度がベスト!
季節の関係で着ない服や、帽子、鞄なども収納したい場合は、
1人につき1畳+有効幅として1畳程度あると余裕をもって収納できるかと思います。
【場所】
家事動線を考えるのであれば、洗濯物を畳む場所、
畳まずに、ハンガーにかけて仕舞う場合は洗濯物を干す場所の近くだと便利です。
スペースを有効活用するのであれば、廊下の両側に押入れのように造ると、廊下を有効幅として活用できるので
スペースに余裕がない場合はおすすめです。
ただ、廊下が無駄に長くなってしまうので、収納量は多少増えるけど、スペースは同じ分だけ必要になると
思っておいた方が良いです。
●3.5畳のクローゼット
●4.5畳のクローゼット
●5畳のクローゼット
●廊下を挟んだクローゼット
【まとめ】
ウォークインクローゼットは、可動スペース(黄緑色の部分)を考える必要があるので、実は収納率はそこまで大きくありません。
家族全員のクローゼットとなると、ある程度の大きさが必要となってきますが、
大きさに比例して、収納機能のない黄緑色の部分も増えます。
廊下に大きめのクローゼットを造ると、廊下が可動スペースにるので、面積を有効活用できますが、
廊下が長くなります。
廊下につくる場合は、洗面脱衣所へ続く廊下にクローゼットがあると、タオルや下着、パジャマを持ってくるという
作業が減るのでお勧めです。
基本的に、ウォークイン型のクローゼットは、面積に余裕のあるお宅に向いています。
また、子どもが自分の部屋で着替えるようになった場合、クローゼットは自分の部屋にあった方が便利で、
かつ、巣立った時には大きいウォークインクローゼットは無駄に広いクローゼットになってしまう場合があります。
以上のことを踏まえて本当にこの大きさのクローゼットが必要なのか、将来的にどのような生活スタイルになるのか、
ファミリークロゼットは本当に必要なのかを考える必要があります。
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