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新しい木造建築材CLTとは

 

CLTとは“Cross Laminated Timber”の略で、ひき板を並べた後、繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料です。

厚みのある大きな板であり、建築の構造材の他、土木用材、家具などにも使用されています。

 出典:ヴィニーチェクラブ

 

日本では、2013年12月に日本農林規格(JAS規格)が制定され、「直交集成板」という名称が定められました。

CLTの特徴は、強度が安定していることです。CLTは繊維方向が直交しているので変形しにくく、コンクリートにも匹敵する強度を誇っています。

現在の木造建築では柱・梁のような細長い木材で建物を支えていますが、CLTを使用すると、「面材」で支えることができるようになります。

その結果、鉄筋コンクリートのような強度を保ちながら建物自体を軽量化することができます。

また、高い断熱性や、遮音性、耐火性、大判のパネルとして利用することで耐震性などの効果も期待できます。梁や柱のほかにも壁や床などに幅広く活用できるという強みがあります。

 

また、日本には現在、建材として使用できる木材がたくさんあります。

山林の保全のためにも、木材を適度に伐採して使用し、循環させていく必要があります。

CLTは板を重ねて接着するので、一般的に建材として不向きな木材でも活用することができます。つまり、山林の適切な保全にCLTが役立つというわけです。

 

ただ、まだ普及率が低いので値段が高いことがデメリットです。