こんにちは、広報の鈴木です。
部屋のコーディネートをする際に一番悩むのが、部屋の色味ではないでしょうか。
カーテンの色だったり、アクセントクロスだったり、何色にするか決めなければいけない場面は結構あります。
色にはイメージや、心理的作用があるので、それぞれの色の働きや効果を知り
使用目的に合った色を取り入れると、理想的な空間になります。
色が持つ心理的作用
・ピンク
緊張をやわらげ、部屋にあたたかみを与える
・赤
元気を引き出す。気分を高揚させたり、興奮させる効果がある
・緑
リラックス効果があり、寝室など、落ち着かせたい場所に向く
・青
鎮静作用や、睡眠を促す効果があるので、寝室に適している
・白
気持ちをリセットさせ、また、空間を広く見せる効果がある
・黒
空間を重く見せる効果があり、威厳のある雰囲気を演出
~色を使い分けよう~
まずは、この画像をご覧ください。
(出典:a.flat)
どちらの方が広く見えますか?
恐らく、左に白い壁の部屋が広く見え、右の茶色の壁の部屋が狭く見えると思います。
これは、色には「膨張色」と「収縮色」の効果があるためです。白などの明るい色を膨張色、黒などの引き締まって見える色を収縮色と呼びます。
壁以外でも、ソファーなどの大きめの家具にも表れる効果なので、狭い部屋に膨張色の家具を置いてしまうと、部屋がより狭く見えてしまうので、注意が必要です。
次にこちらをご覧ください。
(出典:a.flat)
どちらの天井が低く見えますか?
左のベージュの天井の部屋の方が、天井が高く見えるのではないでしょうか。
こちらも同様に、明るい色は軽く見える、暗い色は重く見えるという効果があるために起こる現象です。
天井を暗めに色にしてしまうと、天井が低く見えてしまうので、明るい薄目の色を使うと部屋に開放感が生まれます。
最後にこちら
(出典:a.flat)
どちらの方が奥行きがあるように見えますか?
右の青い壁の部屋の方が奥行きが広く見えると思います。
色には、膨張色・収縮色のほかに、「進出色」と「後退色」があります。
おもに、暖色系の色が進出色、寒色系の色が後退色になります。
部屋を広く見せたい場合は、一番遠い壁紙の色を後退色にすれば部屋が広く見えます。
色の持つさまざまな効果を利用して、理想的な空間をつくりあげましょう!
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