こんにちは、広報の鈴木です。
愛知県は、自動車大国です。
そして、自動車事故件数ワースト1位というのはよく聞く話です。
実は、侵入盗の被害件数もワースト1位なのです。
愛知県の住宅を対象とした侵入盗の件数は、年々減少傾向にあり、ピークだった平成15年に比べると3分の1になっています。
しかし、平成19年から28年までの10年間連続ワースト1位です。
さらに、平成28年はワースト2位との差が900件あり、全国的に見ても突出しています。
愛知県の特徴として、空き巣はガラスやドアなどの建物部品を破壊等して侵入する被害が多く、施錠だけでは侵入を防げない現状となっています。
ガラス等を破壊等して侵入する手口は全体の約79%を占め、破壊等された建物部品は、窓が約74%です。
そこで、侵入盗の被害に遭わないようにするためにはどうすれば良いのかご紹介します。
〇防犯の4原則
犯罪を防止するための4原則「時間・光・音・地域の目」
時間:侵入までに時間のかかる建物部品を
光 :家の周りを明るく
音 :警報機、防犯砂利で周囲に浸入を知らせる
目 :住民同士の連携、不審者への声掛けを
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⇑ 防犯砂利 | ⇑ 補助錠 |
〇防犯環境設計
「防犯環境設計」とは、犯罪企図者に、犯罪を「やりにくい」、「やめよう」と思わせる工夫をした建物や住環境のことです。
・監視性の確保:庭木のせん定、センサーライト、門灯などを配置
・領域性の確保:住民付き合い、コミュニティを活性化し領域性を高める
・接近の制御 :鍵付きの門扉の設置、窓への足場となりうる物の排除
・対象物の強化:「CP建物部品」でドア、窓、面格子などを強化。補助錠、防犯フィルムなどで防犯性を補強する。
※「CP建物部品」・・・侵入までに5分以上の時間を要する建物部品
侵入までに5分かかるとドロボウの約70%が犯行を諦めるというデータがあります。
今からすぐにできる防犯対策としては、雨戸を閉めてロックすることがおすすめです。
また、補助錠、防犯砂利はお手頃ですぐにでも手に入るので、ぜひ活用してください。
我が家も補助錠をつけました。しかし、防犯砂利についてはペットの足を傷つけてしまう
定期的に補充が必要など、考慮しなければならない点もありますのでご注意を。
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