こんにちは、小林です。
セメント、コンクリート、モルタルについて。
建築工事には欠かせない、上記のモノ。
灰色で、水と混ぜてこねくり回して、固まる。
固まった後は、水をかけても固まったまま。
コンクリート、セメント、モルタルって、どんなの?ということで、
セメントとは広く意味を持つ言葉で、
俗にいうホームセンターで袋で売ってのが
『ポルトランドセメント』というもの。
石灰石や粘土等の様々な原料を配合したものを粉砕・焼成した後に石膏などを加えた製品です。
そのセメントに、骨材と呼ばれる砂利や砂などと水と配合し硬化させたものがコンクリート。
(セメント+砂+骨材+水=コンクリート)
骨材を砂などの細かい粒子ものに限定したものが、モルタルと一般的には呼ばれています。
(セメント+砂+水=モルタル)
コンクリートやモルタルが固まるのは、主成分であるセメントに水が加えられることによって起こる
「水和反応」という現象によります。したがって、コンクリート、モルタルは水が無ければ、
固まりません。
最近のDIYブームで、普通のモルタルは、セメントと砂・水を混ぜなければいけませんが、
上記の配合がされており、尚且つ接着成分も加えられている誰でもしっかりとしたモルタルを作れる
商品が『インスタントセメント』として販売されています。
『インスタントセメント』は水を混ぜるだけでOK。
箱の中で水と混ぜて、あとはコテで塗っていくだけ。
家の周りや玄関先など、レンガ積み などでちょっとしたDIYを楽しめそうですね。
セメントに関して。
動画で紹介されているのは、部品パーツ素材にセメントが
使われている時計。
さすがにバンドは違いますが、
時計のリング状のパーツ、文字盤がセメント製となっているようです。
独自ブレンドのセメント使用らしく、
水を加えての硬化後の、収縮、ねじれ等々、
時計なのでミリ単位以下での製品精度が要求されると思われますが、
それをクリアしてるのが凄いです。
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