前回に引き続き、無垢材の魅力についてご紹介します。
前回、無垢材の性質についてご説明しましたが
経年変化があるもの無垢材の特徴の1つです。
無垢材の経年変化とは、時が経つにつれて木の色味が変化していくことです。
その変化は木材の種類によって様々で、色が濃くなる種類もあれば
反対に色褪せていく種類もあります。
床材によく使用されるスギ、カラマツ、ヒノキの経年変化を見てみましょう。
▼スギ
(左:変化前 右:変化後)
少し光沢のある綺麗な茶色に変色しています。
▼カラマツ
(左:変化前 右:変化後)
カラマツは3種類の中で一番変化が大きく、綺麗な肌色から赤茶色に変色いています。
▼ヒノキ
(左:変化前 右:変化後)
白っぽい色から光沢のある茶色に変色しました。
木目がうすいのでさらさらとした手触りになります。
では、なぜ色が変化するのでしょうか。
それには様々な要因がありますが、最も大きな要因は “光” です。
特に紫外線の影響は強く、木材の成分の中で最も光に敏感なリグニンという成分が
紫外線などの光を吸収、分解し変性していく過程で
木材の色が変化していくのです。
無垢材は長く付き合える素材だからこそ
経年変化後の色味も知っておくと楽しめるのではないでしょうか♫
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