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「昼光利用」と「自然風利用」

 

本日は間もなくお引渡しをする現場に行ってきましたので、その現場の紹介をします。
この現場は名古屋市の中心地にある狭小地で、開けているのは、北側に面している道路のみ。
周りの東・南・西は、この家よりも高い建物に囲まれています。
狭小敷地のため、隣地と離して建てるスペースもありません。
この様な敷地で課題となるのが、陽あたり(昼光利用)をどの確保するかになってきます。
ここで有効なのが天窓(トップライト)です。
なぜなら、たとえ隣家で周りが囲まれた敷地でも屋根には太陽の光は当たっているからです。
実は屋根は建物で一番太陽の光が当たる場所なんです。

 

天窓によってキッチンの奥まで明るくなるのが、分かります。
上の写真で、天窓がどうなっているかというと

 

この様にブラインドが開いている状態と閉まっている状態になっています。
太陽の光が当たるということは、当然夏は暑くなることが考えられますので、
中空層のあるハニカムブラインドを付けて、日射遮蔽をしてする必要があります。

天窓の設ける理由は、もう一つあります。
それは自然風利用です。風通しは平面的にも必要ですが、天窓(トップライト)を設けて、
立体的に通すことでより効果的になります。それは風を通すことで建物内に溜まった熱を
外に出すことが出来るからです。暖まった空気は空間の上に移動していくので、
天窓(トップライト)があると熱を外に出しやすいですよね。

来週には養生も外れて、設備機器の取付けの工程に入ります。
完成が楽しみです。

 

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