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夏の暑さ対策

暑い日が続きますね。夏バテしていませんか。
今日は夏バテ対策についてお話します。

夏バテとは、高温多湿な夏に身体がなんとか対応しようとしたけれども対応しきれなかった結果、
「だるくて疲れやすく、食欲がない」といった症状が起こることを言います。
この夏バテになる原因は幾つかありますが、その中のひとつとして、
冷房の効いた室内と暑い外との温度差に身体が対処できず、自律神経失調状態になることがあります。
かと言ってこの暑い中で冷房なしの生活は逆に熱中症になりかねませんので、冷房を上手く使いこなすことが重要になってきます。
室内と外の温度差が５℃以上の時に身体の温度調整機構がうまく働かなくなるので、
冷房の設定温度は２８～２９℃にするのが省エネルギーという意味でも良いですね。

また、できるだけ省エネルギーにするためには日射遮蔽が不可欠となってきます。
リビング・ダイニングは部屋を明るくするために窓を大きく設けていることがほとんどだと思います。
窓は外壁の断熱性能に比べるとグッと劣ってしまいます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ですから、窓廻りを日射遮蔽して日影をつくってあげることが重要です。
日影の効果は、『実測！～影の底力～』でも分かってもらえると思います。
では、実際にどういった方法があるかといいますと下の写真のように、すだれを掛ける方法があります。

すだれでなくても、ホームセンターなどで売っている遮光ネットを掛けるのでも良いです。
これらを設置することで日射が室内に入らないだけでなく、デッキ等の窓廻りの部材も
熱くならないようにしてくれます。このように、できるだけ熱を建物に近づけない工夫も大切です。
それには打ち水などをするのも効果的です。
打ち水をする時は、『実測！～打ち水のタイミングを考える～』を参考にしてください。
この他にも色々な方法があります。
それぞれに合った方法で暑い夏を乗り切りましょう！