エアコンの効率的な冷房方法
こんにちは。設計営業の近藤です。
名古屋市は梅雨に入り、ジメジメの蒸し暑い日々を過ごしております。
私は暑いのが苦手なので、またこの季節が始まってしますのかと勝手に憂いている今日この頃です。
これから梅雨が明ければ、本格的に暑くなる夏がきます。
エアコン冷房(以下、冷房)を使用する頻度が高くなるのではないでしょうか。
そこで効率的な冷房方法と、弊社の設計上の工夫の話をしたいと思います。
みなさんエアコンを使用される際、自動運転を使用されているでしょうか。
電気代を気にして最初から「弱」で運転すると、部屋が冷えるまで時間がかかり、かえってエネルギーを使うことになり効率が悪くなります。
なので、効率の良い冷房方法は自動運転を使用することです。
自動運転では設定温度になるまで一気に部屋を冷やし、その後「弱」運転になります。その方がエネルギー効率が良く、その分電気代も安くなります。
また、サーキュレーターや扇風機を使用して室内空気を循環させることも有効です。
暖かい空気は上向に、冷たい空気は下向するものです。そこでサーキュレーター等を利用して、空気をかき回すと上下間の温度差も均等になり快適な室内環境になるでしょう。
さらに、室内温度が外気よりも高い場合、エアコンの冷房を点ける前に、窓を開けて
部屋の空気を入れ替えると、電気代が抑えられるそうです。
ただ、これは時間がかかってしまうので、部屋の温度があまりにも暑いときは
すぐにエアコンを点けてくださいね。
最後に、設計上の工夫を1つ。
プランにおいて吹抜けを設ける場合は、シーリングファンと吹抜け上部に開閉できる窓を設けています。
理由は先程の「暖かい空気は上向に、冷たい空気は下向するもの」に起因します。
室内の熱い空気をシーリングファンで引っ張り、吹抜け上部の開閉窓から排出する計画をすることで室内環境を良くしようとする方法をとっています。
この手法はパッシブデザインの「通風利用」というもので、詳しくは下記をクリックしてください。