ウッドデッキのリニューアル
こんにちは、メンテナンス&リフォーム担当の大野です。
今回はウッドデッキリニューアル工事の事例報告です。
「ウッドデッキが腐食して抜け落ちそうなので新しくしたい」
との相談を受け、リニューアルする事になりました。
既設ウッドデッキはすべて解体撤去し、まずは高さ等の位置を確認します。
ウッドデッキが地面にめり込まない様に、地面とウッドデッキの間には、
束石と呼ばれる石又はコンクリートブロックが敷き並べてあります。
コストを抑える為に、束石は撤去せず残して、同じ位置に束(支柱)を建てます。
尚、今回は床板下の材料は、桧からアルミ角材に変更しました。
風合いという点では桧には敵いませんが、腐食による取替え頻度の少なさでは
アルミ角材に軍配が上がります。どちらを優先するかにより使い分けます。
束・大引きと呼ばれるアルミ角材を設置し終えたら、床板を敷きます。
桧より更に対候性のあるセランガンバツという材料を使用しました。
コストはUPしますが、取替え頻度は、桧より少なくなります。
作業効率を考え、アルミに直接ねじ込む事が出来る特殊ビスで固定して完成です。
外部に木材を使用する場合、材種により期間は違えど、必ず腐食はします。
風合いと取替え頻度、またコスト等についても、しっかりと打合せして、
最適な組み合わせを、今後も提案していきたいです。